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ドラックチキン

中国国内のマクドナルドやKFCで、抗生物質や成長ホルモン剤を過剰に投与した鶏肉が使用されていたことが分かり、大騒ぎになっている。その後、河南省の大用食品グループという日本にも鶏肉加工品を輸出している企業でも病気鶏肉を食品に転用した疑惑が報じられた。そうした鶏肉が日本に輸入される可能性はないのか。日本のKFCでは中国産鶏肉は使っていないという。一方、この大用食品グループはアジア地域のマクドナルドのサプライチェーンと位置付けられている企業であるため、日本マクドナルドに中国の仕入れ先企業名を尋ねると、「情報は提供できない、心配なら購入を控えて貰うしかない」と説明責任を全く無視した対応だった。同じ中国産鶏肉でも、大阪王将は仕入れ先の中国企業名と検査情報を提供中。説明責任を果たせないマックチキンは黒と判断せざるをえない
「速成鶏」事件として伝えたもので、中国山東省の山東六和集団という企業グループの契約養鶏家へのインタビューでは、毎日、1日に2回抗生物質をえさに混ぜて投与しているが、耐性が出るのを防ぐために18種類の抗生物質の種類を常に変更して与えているとのだという。

 不自然な育成法について行けずに死ぬ鶏も多く、「鶏に近づいたハエが毒死した」との報道もある。出荷された鶏肉から基準を上回る抗生物質が検出された例もあるのだという。

 日本でもブロイラーの養鶏には抗生物質が使われるが、食肉へ残留しないように出荷7日前以降の投与は禁じられている。

 中国でも日本同様の規制があるものの、養鶏家へのインタビューによると投与をやめると出荷前に鶏が死んでしまうため、出荷の3日~1日前まで薬を投与しているのだという。

 その後、餌の投与記録を改ざんし、抗生物質の残留などの検査なしで出荷していたという。

 中国の報道ではそうした鶏肉が上海のケンタッキーフライドチキン(KFC)やマクドナルドの倉庫へ運び込みこまれるところまで取材されており、中国国内で大きな話題となった。日本では産経新聞しか報道しなかった。

 またその後の報道で北京の吉野家も仕入れていたことが発覚した。

 KFCやマクドナルドは当初、自社に納品された鶏肉は第三者機関による独自の検査を行い違反品は廃棄していると説明していたが、その後の上海市当局の調査で、2010年から2011年にかけてKFCが問題の山東六和集団から仕入れた鶏肉で19件検査されたうち8件で基準を上回る抗生物質が検出されていたことが判明。

 KFCは検査結果を当局へ報告せず、2012年まで山東六和集団との取引を続けていた。

 また今回新たに倉庫から提供されたKFCの鶏肉を検査したところ、抗生物質や成長ホルモン剤は基準値以下だったものの、使用が禁止されている抗ウイルス薬の可能性がある薬物が検出された。
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