実際に多く使われているのは、経産牛(老廃牛)といって、
乳牛の成れの果ての牛です。
牛乳は呼んで字の如く、牛のお乳なのですが、お乳を出させるには、
妊娠させて子牛を生れさせなければなりません。
そのようにして一生の大半を牛乳製造器として使われると、
その牛の身体の組織は枯れ、肉牛としては最悪のものとなり、
そのままではとても食べられるものではありません。
大半はドッグフードに使われるようなものばかりです。
かつてのハンバーガーに入っている肉というのは、
こういった経産牛の肉を主原料に、
・脂肪分を全体量の20%となるように配合し
・グルタミン酸ナトリウムのような化学調味料や塩を添加し
・さらに大豆タンパク、乳化剤、トランスグルタミナーゼなどを
加え、プレスしながら冷凍することで形成してつくる
というものが大半でした。
しかし、そのような工程でハンバーグを作った場合、
つなぎに牛以外のものを大量に使っているということになり、
食品添加物まみれの雰囲気が出てしまいます。
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